Library 特養でのすごされ方

社会福祉法人基弘会（きこうかい）　特養夢の箱　職員の寺西です。
特養の入居者様のすごされ方は様々です。

昨年入所されましたF様は、当初より経口摂取が難しいため、
腕部からのIVHでの栄養・水分補給をされています。
四肢の一部の壊死が進んだ状態で入所されたことから、
ベッドから車椅子等への移乗も容易ではありませんでした。

とはいえ、私たち職員の「寝かせきりになってほしくない」という思いもあり、
そして勿論、ご本人様に語りかけたときに時折見せられる笑顔に応えたいということもあり、

ご家族様にお話させていただき、
ドクター来苑時にヘパリンロックさせていただき、
介護職員2名と看護職員1名により、1回大浴場に降りていただいてのシャワー浴を
楽しんでいただいたりしていました。

最近では、身体状況のかねあいからシャワー浴は難しくなりましたが、
先日も1階でのレクリエーションに、ベッドのままではありますが、参加されてました。

普段過ごされている居室とは、違った空気を味わってもらえたことと思っております。

これからも、入居者様それぞれの想いに即したケアを、
私たちの自己満足にならないようなケアを目指していきたいと思っております。